理学療法士は運動療法のプロです。けがをした人や病気をした人に対して、適切な運動を選択して、身体を健康な状態に近づける(戻す)、元の生活に近づける(戻す)など、様々な場面で活躍しています。 

最近見たスマートニュースの中でその理学療法士が活躍しているニュースを見つけこれぞプロの専門性と思えた記事を見つけました。

 骨盤底筋を鍛える専門性の高いの理学療法士。

骨盤底筋とは名前の通り骨盤の底にある筋肉で、膀胱・子宮・直腸などの内臓を支える役割をしています。これらの筋肉の働きが弱いと尿漏れがしやすくなり、くしゃみをするだけでも尿もれするなどの悩みをもつ人も多いはずです。

少しの刺激で尿漏れをしてしまうと、尿漏れを心配して外出がしにくくなったりすることもあるでしょう。

尿漏れが原因で行きたい場所に行きにくくなることは、自分らしい生活を送るための制限因子になります。尿漏れを改善することはよりよい生活を送るためにも必要なことです。

そこで尿漏れを改善するための一つの方法として骨盤底筋を鍛えるという方法があります。

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女性医療クリニックで骨盤底筋を鍛えるために女性の理学療法士の方が活躍されています。このクリニックでは骨盤底リハビリテーション部というものが存在するそうです。

そこで活躍されている理学療法士の方の運動指導の方法は骨盤底筋に関係する場所の触診や膣を介して骨盤底筋を触診。陰部を確認して排尿の仕方や普段の筋力訓練の仕方などを指摘されていました。

触診や観察から普段の状態をしっかりと把握できる。プロの仕事ですね。

また、骨盤底筋を鍛えるために膣内に指を入れた状態で膣を締めさせ骨盤底筋を鍛える練習など、女性の理学療法士ならではの運動の指導方法もされており、高い専門性を実現されていると感心しました。

高い技術力と高い効果が実現できれば医師からの信頼も厚く、医師と協力しながら患者さんの心身の悩みを改善でき、価値の高い理学療法を提供できるわけですね。

骨盤底筋のケアは自由診療の中で行われているようですね。

最後に

この記事をみて改めて思ったことは理学療法士としての専門性をより高い領域まで持っていき、患者さんの悩みを絶対的に改善できる価値を提供できるレベルにさえなれば医療保険に頼らずとも、生き残っていける専門家になれるのだと確信しました。

参考にさせていただいた記事はこちらです。