5月16日放送の世界一受けたい授業にて今回はカビに対する授業がされていました。もうすぐ梅雨を迎える日本列島。梅雨になるとジメジメしてカビが発生することが多いです。

カビはアレルギーや病気などの原因にもなり、ちゃんと対策をしたいところです。

今回の授業の先生はカビバスターの千葉大学の矢口貴志先生(53)です。

カビが多く生息している場所

3位:電話の受話器を置く場所 

2位:洗濯機

1位:水道口

3位の電話の受話器を置く場所というのが意外ですね。洗濯機・水道口などは湿気がなかなか取れにくいのでやはり発生しやすいですよね。洗濯機は洗濯槽は洗ってもなかなかカビ臭さがとれないので、洗濯機すぐに買い換えたくなります。

家の中のホコリ1gになんと100万個のカビがいるそうです。完全に除去するのは難しいですが、少しでもホコリは減らしたいところです。

体にもいるカビ

外耳道真菌症

放送されていた映像の中では鼓膜の周辺にカビが発生していました。耳がかゆいなどの症状が出るそうです。外耳道真菌症の原因は耳掃除のし過ぎが原因になるそうです。耳そうじをしたときに外耳道の表面を傷つけそこにカビが侵入して繁殖するようです。

海やプールに入る機会が増えて耳が湿りやすい季節になってくるのでよく耳掃除をする人は注意が必要ですね。

 

副鼻腔真菌症

鼻の中にカビができてします。この病気になると鼻水や鼻づまりなど、花粉症と似た症状が出るようですが、もっとも違うのは、鼻の片側に起こることが多いということです。免疫力が低下したときに発症しやすいようで、発熱や頭痛を伴うこともあるそうです。

片鼻だけ調子が悪い人は注意をした方がよさそうですね。放送中の映像では4㎝のカビの塊が鼻からでてきてました。

スポンサードリンク

 

 

食物に発生するカビ

梅雨に向けて注意が必要になりますね。

2004年ケニアで保存されていたトウモロコシにアスペルギルス・フラバスというカビが付着。このカビは強力なカビ毒を作りトウモロコシを食べて100人以上が亡くなったというおとがありました。怖いです。

このアスペルギルス・フラバスはナッツにも発生しやすいので、海外旅行など行ってナッツを量り売りを買うときはカビ臭くないかなどちゃんと確認したほうがいいようです。

カビの生えたみかんやお餅。カビのところだけとれば食べてOK? 

見た目上のカビがなくても、食べない方がよいです。その理由は表面上には見えなくても食べ物の奥までカビは菌糸を伸ばしている可能性が高いからです。菌糸は透明なので、見えません。なので見た目の色は変わっていなくても食べない方がいいのです。

昔は餅そのものを鏡餅として使っていたので、カビを取って食べていましたよね。あれってカビを食べてたことになるんですね。気にしすぎかもしれませんが、気持ち悪いですね。

昔の鏡餅などのお餅のカビ、カビの部分を取り除くと問題がないか?見た目にカビが見えていなくても、餅のなかにも菌糸が入っている可能性が…

学校での危険なカビ

これは誰もが使うリコーダーですね。使い終わった後に取りきらない水分でカビは繁殖しています。オクラホマ州立大学の調査では管楽器から喘息を起こす400種類以上のカビ・細菌がでたそうですよ。

リコーダーを清潔に保つ対策としては、口や指が触れる部分は頻繁にふくことだそうです。そして、使うたびに分解して掃除をする。

年代別家で気を付けるカビ

具志堅用高さんの家で家での気を付けるべきカビを探していました。具志堅酸の家は丁寧に掃除され、エアコンのなかもきれい。これだけ丁寧にそうじをされていても気を付けないといけないところがあります。

孫世代で気を付けないといけないところ

ソファーの隙間

ここにはほこりがたまりやすですね。ここではアレルギーの原因となるクラドスポリウムが カビのエサになるホコリを掃除することが大切。子供はこの隙間などの手を入れること多いですから気を付けないといけません。

お風呂のおもちゃ

エクソフィアラという傷口から体内に侵入するカビが発見されていました。お風呂のおもちゃは常に湿気が多い状態なのでカビが繁殖しやすいですね。私も風呂のおもちゃは掃除をするかしていない時は使わせないようにしています。

夫婦世代で気をつけないといけないところ

スマホのカバー 

ペニシリウムというカビが発生していました。スマホカバーの間にも結構ほこりがたまっていますよね。このほこりがエサとなって繁殖するようです。スマホカバーの定期的に水洗いと乾燥させることが大切ですね

加湿器 

クラドスポリウムというカビが発生していました。当然水を使うところなので、こまめも説明書に従った掃除が必要ですね。

お年寄り世代で気をつけないといけないところ

枯れた草木

スポロトリックスシェンキーというカビがありました。このカビは傷口から体内に侵入しひどい場合は肌がただれる場合があります。枯れた草木の手入れをする場合は素手で作業せずゴム手袋の上から軍手をして作業をした方がいいそうです。

ハト 

乾燥したハトのフンの中に高齢者の危険なカビクリプトコッカス・ネオフォルマンスというカビが含まれています。このカビは肺に吸い込まれたカビが脳に侵入することもあり、2013年に28人が死亡しているそうです。マスクなどをして吸い込まないように対策をすることをした方がいいそうです。しかしなるべくハトの糞がおおいような場所にはいかない方がいいようです。

効率のいいカビ掃除の方法

カビは昼間人が活動している時間は空気中に舞い上がっているます。そして人が寝静まる夜にカビは沈むので、朝起きた直後に掃除をするのがベストのタイミングです。

最初にモップでカビ・ホコリをとった後に掃除機をかけることがいいそうです。

 

梅雨に向けてカビ対策をしっかりとして余計なアレルギーなどが出ないように心掛けたいですね。