5月10日放送のこの差って何ですか?より1日3回服用と1日2回服用の薬この差ってなにが放送されてました。

風邪をひいたりしたときに、市販の風邪薬を買って飲むことがあると思いますが、市販の薬に1日に2回服用のタイプと3回服用するタイプがあるのはご存知ですか?

2回のものと3回のもの薬の差は何なのでしょうか。

その違いの一つとしては、1錠あたりの有効成分の量があります。これ以外にもう一つの差がありますそれが、薬を時間差で効かす仕掛けがあるということです。

そもそも薬が溶けて効く仕組みはどのようになっているのでしょうか?

服用した薬は食道を通り胃で溶けて、腸に運ばれてからで体に吸収されます。腸に吸収されて薬の効果が出ることになります。

1日3回服用の薬の溶け方

1日3回の薬の場合は胃で完全に溶けて、溶けた薬が腸に運ばれて吸収され効果が出るようになっています。薬の形は有効成分の周りが唾液で溶けないようにコーティングされているだけです。

1日2回服用の薬の溶け方

1日2回薬の場合は薬の一部胃で溶けて腸で一部が吸収されます。そして残りの薬が腸で溶けて吸収される仕組みになっているのです。薬の形は1日3回服用タイプの薬の中にさらに薬が入っているような状態になっています。

1日2回服用のカプセルタイプ

カプセルの中の薬に2タイプあって、一つは早く溶ける粒。もう一つとゆっくり溶ける粒と2種類が入っています。

1日2回の薬を作った理由

用法通りに飲んでいる人は51%ぐらいしかいてないというデータがあるそうで、飲み忘れてしまう人が多いそうです。特に仕事をしていると昼ごはんを食べることができないこともありますし、用法通りに飲むことは難しいですよね。

1日2回のタイプの薬があると昼食をちゃんと食べることができない時には助かりますね。